瓦のアーチと織物の柔らかさ
1 本の形は越前瓦のゆるやかなアーチ状で、組み上げるときめ細かな織物のような形状になります。“織る” という建築では新しい施工をすることで、瓦の重く固い印象が、不思議な柔らかさを感じさせるものに変化します。それは、面積が広いほどさまざまな美しい表情を見せてくれます。建築が、景観が、アートに変わる新しい資材です。
「銀鼠(ぎんねず)」越前瓦の独特の色
粘土も釉薬も鉄分を含む素材を用い、還元焼成(※)させることで現れる「銀鼠」。渋く深みのあるいぶし銀で、越前瓦の独特の色です。高温で焼くので1 本1 本違った焼きムラがあり、絶妙な風合いを醸し出し、和洋問わずさまざまな建築を彩ります。釉薬をかけず窯の雰囲気で色を変わる窯変タイプも製造可能です。
※窯内への酸素供給を制限し焼成物から酸素を奪う焼き方
建物の中からの美しい格子模様
ガラスの建築には、光を取り込みつつゆるやかに視線を遮るルーバーとしても使用いただけます。建物の中から見ると、光とのコントラストで生まれる格子模様が美しく、まるで日本の古い蔵のように感じたり、モンドリアンの絵画が広がる海外の空間のようにも感じたりと、さまさまな空間を演出をしてくれます。
内装・看板など小スペースの装飾に
イベント会場や展示会ブースの装飾、商業施設に出店しているお店の内装や、 お店の看板など、小さなスペースに使用するだけでも品格や高級感を演出できます。他にない素材と演出なので、プロモーション効果も期待できます。和の感覚だけでなく、さらにハイクオリティかつクリエイティブな感覚を伝えたい方に。